名古屋市名東区のこども矯正|高針台デンタルオフィスの歯の治療

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歯の治療

高針台デンタルオフィスの歯の治療について

高針台デンタルオフィスの一般歯科では、患者様の症状を悪化させない虫歯治療を第一目標にしています。詰めもの・入れ歯・インプラントなどの治療も、単なる対症療法ではなく、将来的な再発・再治療を不要とする治療を重視することが当院の特徴です。

また、痛みの少ない治療を実現させるために、表面麻酔を含むあらゆる方法で対策を施しています。治療内容の詳細やデメリットなども治療開始前に詳しくご説明するため、どうぞ安心してご来院ください。

虫歯の治療

虫歯の治療

高針台デンタルオフィスでは、患者様の症状を悪化させない虫歯治療を目標にしています。人工物を接着材で付けるだけ、といった対症療法に終始していては、その後に必ずといっていいほど悪化するため注意が必要です。当院では歯が長持ちする治療を第一に、治療後のメンテナンスも含めた再発防止重視の治療を行っています。

虫歯の治療

こどものむし歯治療(3~11歳)

こどものむし歯治療(3~11歳)

大きな虫歯が既にできてしまった場合、やむを得ず虫歯治療を行うことがあります。
高針台デンタルオフィスでは、無理やり虫歯治療をはじめることは基本的にございません。
お子様の気持ちを尊重し、治療前にむし歯治療のトレーニングを行い、お子様が納得し、むし歯をやっつけることを理解し、むし歯治療頑張ると言ってくれるようになってから行います。

また、歯を削るむし歯治療よりも先に歯みがき、シーラントなどの予防的治療を行うことで、少しずつ治療に慣らしていきます。
初めてのむし歯治療が、頑張った成功体験になるようにサポート致します。

こどものむし歯治療(3~11歳)

担当 歯科医師 歯科衛生士
対象 3~11歳 
内容 むし歯治療トレーニング(ラバーダム練習)
シーラント
コンポジットレジン修復・抜髄・感染根管治療
料金 保険適用
  • 初診
  • 唾液検査
    こどものむし歯管理
  • むし歯治療トレーニング
  • シーラントなどの予防的処置
  • むし歯治療
  • メンテナンスへ

※子どものむし歯治療ではお口の前にゴムのマスクのようなものをつける【ラバーダム】を使用します。のどに水やお薬が流れるのを防ぎ、誤って頬や舌などを傷つけてしまうのを防いでくれる道具で、より安全に治療ができます。

こどものむし歯治療(3~11歳)

痛みの少ない治療を実現するために

痛みの少ない治療を実現するために

治療中の痛みが心配で歯医者に通うことを避けている、という方は多いでしょう。当院では痛みの少ない治療を実現するために、患者様のためにできることはすべて取り入れています。治療中の痛みを取り除くための局所麻酔はもちろん、注射時の痛みを抑える機器や表面麻酔も導入しているため、痛みへのトラウマをお持ちの方も安心してご来院ください。

痛みの少ない治療を実現するために

表面麻酔

歯茎に麻酔薬を塗って麻痺させ、注射針を使う治療による痛みを抑えます。歯茎に針が刺さることに不安を抱えている方もご安心ください。麻酔薬が苦いせいで次回以降の治療に嫌悪感を覚える心配が少ないため、お子様でも安心して治療を受けていただけます。

極力細い針を使用

注射針の太さによっても痛みが異なるため、痛みを抑えるためには極力細い針を使って局所麻酔を行うことが重要です。当院では、歯科医院で使う注射針としてはもっとも細い33ゲージの針を使用しています。先述した表面麻酔と細い針による局所麻酔を併用するため、一般的にイメージするような注射時の強い痛みを感じる心配はありません。

カートリッジウォーマー

カートリッジウォーマーとは、麻酔薬の温度を体温と同程度の温度に温める機器です。体温と麻酔薬の温度差が大きければ大きいほど刺激が強く、痛みの原因になってしまいます。当院で注入する麻酔薬はすべてカートリッジウォーマーで温めており、冷たい麻酔薬が注入される際に覚えがちな痛み・違和感を抑えられます。

電動麻酔器

一定の速度でゆっくりと麻酔薬を注入する電動麻酔器を使用することも、当院の特徴です。一般的な局所麻酔は手動で行われるため、医師の技術によっては必要以上の力が加わり、痛みの原因につながることもあります。電動麻酔器を使えば生体的な抵抗を抑えられるため、注射されている感覚を覚えることもほとんどありません。

コンポジットレジン

コンポジットレジン

主に初期の虫歯に対して行う治療法で、コンポジットレジンと呼ばれる歯科用プラスチックを使って詰め物をします。白い素材を使うため銀歯と比べて審美性が高く、保険適用できることがメリットです。ただし経年劣化によって変色する可能性があることや、強く噛み締めた際に詰め物が割れたり、擦り減ったりする場合があります。

コンポジットレジン

インレー

インレー

型採りをして詰め物を作る虫歯の治療法です。使用する素材によって特徴が異なるため、歯の位置や予算に応じて最適な素材を使いましょう。高針台デンタルオフィスでは、審美性に優れたセラミックインレーから、保険適用が可能な金銀パラジウムインレーまで、合計5種類の素材をご用意しています。それぞれの特徴を分かりやすくご紹介します。

インレー

セラミックインレー(e-max)

ニチイ酸リチウムガラスを主材料とする、すべてがセラミック(陶器)で作られた審美素材です。天然歯とほとんど変わらない色調と透明感を表現でき、金属アレルギーを発症するリスクもありません。適度な硬さなので、噛み合わせにかかわる天然歯を傷めるリスクも低めです。しかし噛む力が強い人や歯ぎしりをする人の場合、治療した箇所が割れてしまう可能性があります。

ジルコニアインレー

ジルコニアと呼ばれる人工ダイヤモンドを使った治療です。先述したセラミックと比較するとより強度が高い反面、透明度ではセラミックにやや劣ります。金属アレルギーの心配がないことはセラミックと同様のメリットです。噛み締めたり、歯ぎしりをしたりしても割れにくいため奥歯の治療に適していますが、咬み合わせの反対側の歯を傷つけるリスクがわずかにあります。

ゴールドインレー

ゴールドの素材を使った治療法です。ゴールドの硬さは天然の歯に近く、噛み合わせる周囲の歯を傷めにくいことがメリットといえます。また、歯と詰め物の間に隙間が生じにくくぴったりと治療できることも特徴的で、歯とインレーの間から虫歯が生じるリスクも抑えられます。ただし金色に輝くため審美性は悪く、治療する箇所によっては目立つことや、プラークが付きやすいことが欠点です。

CAD/CAMインレー
(保険適用)

レジン(歯科用プラスチック)にセラミックの粉末を混ぜた素材です。見た目が白く銀歯よりは審美性が高いものの、セラミック等と比べると透明感で劣ることや劣化しやすいこと、素材が柔らかく割れたり擦り減ったりしやすいことプラークが付着しやすいことはデメリットといえます。

金銀パラジウムインレー
(保険適用)

いわゆる「銀歯」が金銀パラジウムインレーです。合金素材で作られているため色が目立ち、金属アレルギーのリスクもあります。また、2次虫歯になりやすいことも欠点なので、虫歯の再発防止という観点ではあまりおすすめできません。メリットは保険適用できることと、強度が強いことで、その他の自由診療による治療と比べて治療費を安く抑えられます。

インレーの料金表
セラミックインレー 55,000円~
ジルコニアインレー 55,000円~
ゴールドインレー 44,000円~

※すべて税込

神経の治療

神経の治療

虫歯が中等度以上に進行している場合や、歯を強くぶつけてしまった場合は、神経を取る治療が必要です。また、すでに神経の治療を終えた箇所に虫歯ができた場合も神経の治療が必要になるため、大きな虫歯をつくらないことが重要です。

当院で行う神経の治療の特徴は、短期間・短時間で治療を完結させること。口の中に潜む雑菌が歯根に侵入するリスクを減らすために、無菌的かつ素早い治療を心がけています。これにより、歯槽骨を溶かすようなトラブルを防ぎます。

神経の治療

pickup神経の治療で使用する院内設備

歯科用拡大鏡 マイクロスコープ

歯科用拡大鏡

正確な治療を行うためには、肉眼で見えづらい範囲を拡大する装置が必要です。当院では歯科医師も歯科衛生士も全員が高性能拡大鏡を標準使用し、あらゆる治療に使用しています。

マイクロスコープ

マイクロスコープ

マイクロスコープを使用した顕微鏡歯科治療を行っております。
従来、見えなかったものを拡大して確認することができ、より精密で安心安全な医療を提供することが可能になります。

消毒・滅菌室
院内感染対策として、当院のスタッフは消毒・減菌室で作業を行っています。常に清潔な診療器具をご用意できるため、感染症対策という観点でも安心してご来院ください。

かぶせ物(クラウン)の治療

かぶせ物(クラウン)の治療

範囲の広い虫歯や、神経の治療をした場合など、歯を大きく削った場合は、歯の形をしたかぶせ物(クラウン)を使って治療します。長く安心して使えるかぶせ物を作るためのポイントは、より精密でフィットするかぶせ物を作ること、そして審美性が高くコンプレックスにならないかぶせ物を使うことです。

当院ではジルコニアセラミックス、フルジルコニアクラウン、ゴールドクラウン、CAD/CAM冠、金銀パラジウムやチタンの銀歯などのかぶせ物の治療を行っています。ご自身の状況に合った素材を使って治療を行いましょう。

かぶせ物(クラウン)の治療

銀歯(保険適用)

保険適用の銀歯には金銀パラジウム合金とチタンのクラウンがあります。
金銀パラジウム合金は、強度が高いため欠ける・割れるといったトラブルを防ぎやすいことがメリットになります。ただし、様々な金属が含まれる合金のため金属アレルギーのリスクが高く、ご不安な場合は事前にご相談いただくことをおすすめします。
チタンは軽くて硬いことが特徴の素材で、金属アレルギーのリスクもほとんどありません。歯よりも硬いため、かみ合わせの反対の歯を傷つける可能性があることがデメリットです。

チタンクラウンやCAD/CAMクラウンを適用するには、かみ合わせ状態の条件が揃っている必要があるため、ご希望の場合はご相談ください。

CAD/CAMクラウン(保険適用)

白いプラスチックにセラミックを配合したハイブリッドレジンを使用したかぶせ物です。見た目が白く銀歯よりは審美性が高いものの、セラミック等と比べると透明感で劣ることや劣化しやすいこと、素材が柔らかく割れたり擦り減ったりしやすいこと、プラークが付着しやすいことはデメリットといえます。

ジルコニアセラミックス

オールセラミックより強度に優れ、力のかかる臼歯部などにも使用することが可能です。ただし透明感はややオールセラミックと比べると劣ります。

メタルボンド

金属で作られた補綴物をセラミックで覆った精度が高く長い実績のある治療法です。歯ぐきが下がったときに金属が見えることや(ブラックライン)、内側が金属でできているため強度はありますが表面のセラミックがまれに割れてしまうこともあります。

フルジルコニアクラウン

すべてセラミックで作成した補綴物です。審美性、強度、耐久性がバランスが整っています。ただ、割れやすいというデメリットがあり、部位や患者様の咬合力によっては不向きな場合があるのでご相談ください。

ゴールドクラウン

被せ物の素材として、大きく分けるとセラミック系と金属系に分けられますが、その中で金合金(高カラット)を主に使用して作られる被せ物をゴールドクラウンと呼びます。金属の持つ延性・展性の性質により、割れにくいですが、金属アレルギーの心配があります。

かぶせ物(クラウン)の料金表
ジルコニアセラミックス 132,000円~
メタルボンド 110,000円~
フルジルコニアクラウン 110,000円~
ゴールドクラウン 82,500円~

※すべて税込

pickupかぶせ物治療で使用する院内設備

カートリッジウォーマー+
電動麻酔器
口腔内3Dスキャナー 麻酔薬を注入する際に痛む原因として挙げられるのが、体温と麻酔薬の温度差や、注射時の力加減です。2つの機械を併用することでそれぞれの欠点を打ち消し、麻酔時の痛みを軽減できます。
口腔内3Dスキャナー 麻酔薬を注入する際に痛む原因として挙げられるのが、体温と麻酔薬の温度差や、注射時の力加減です。2つの機械を併用することでそれぞれの欠点を打ち消し、麻酔時の痛みを軽減できます。 一般的な歯医者で使われる「型採り」の代わりに、口腔内を3Dにデータ化できるスキャナーを採用しています。詰め物や被せ物の作製やインプラント治療、矯正治療など幅広く使用でき、型採りの際の不快感を減らすことができます。

歯を失った部分の治療

歯を失った部分の治療

虫歯や歯周病、事故などで歯を失った場合は、ブリッジ・入れ歯・インプラントのいずれかで治療を行います。それぞれにメリットとデメリットがあるため、状況に応じて最適な治療法を選ぶことが重要です。

歯を失った部分の治療

ブリッジ

歯を失った部分にある両隣の歯を削って土台にし、失った歯の上に人工の歯をかぶせる治療です。両隣の歯が健康な状態であることがブリッジを行うための不可欠な条件ですが、安定感のある仕上がりになります。

メリットとデメリット

左右両方の歯を土台に使うため安定しやすく、自分の歯と同じ感覚で噛めることがメリットです。銀歯であれば保険も適用できます。一方で、土台を作るために両隣にある健康な歯を削らなければなりません。それに伴い、両隣の歯が不衛生になりやすいことや、両隣の歯が咬む力を負担しなくてはならなくなることがデメリットです。

入れ歯

入れ歯

人工的な義歯を使って失った歯を補う方法で、大きく総入れ歯と部分入れ歯に分かれます。質の高い入れ歯を作るためには、正確な検査や設計が必要です。「噛みにくい」「外れやすい」「痛い」などのトラブルを抱えている方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

入れ歯

代表的な入れ歯の種類
レジン床義歯
(保険適用)
入れ歯の土台となる床がレジンで作られている入れ歯で、保険適用が可能です。素材が分厚く、熱伝導率が下がります。そのため違和感が生じやすいことや、温かさや冷たさが伝わりにくく、食事の味を感じにくくなることがデメリットです。
金属床義歯 入れ歯の土台となる床が金属で作られている入れ歯です。強度を高めつつも素材を薄くでき、熱伝導率も上げられます。レジン床義歯のように「違和感を覚えやすい」「食事の味が分かりにくい」といった欠点を補える入れ歯です。また、残っている歯に留め具(クラスプ)を沿わせる特殊な機構を組み込むことで、揺れたり外れたりしにくい非常に安定した義歯を作ることができるのが最大のメリットです。
ノンクラスプデンチャー 部分入れ歯を装着する際に使う金属製の留め具(クラスプ)を使わない入れ歯です。審美性が高く、口を開けた際も目立ちません。クラスプを使った入れ歯と比べると留め具の力が弱く外れやすいこと、修理がしにくいことがデメリットです。
入れ歯の料金表
金属床義歯 330,000円~+5,500×歯数
ノンクラスプデンチャー 132,000円~+5,500円×歯数 (税込)
インプラント

インプラント

天然歯のような見た目と、自分の歯とほとんど変わらない噛み心地を再現できます。入れ歯よりも噛みやすく違和感も極めて少ないため、食事や会話を自由に楽しめます。両隣の歯に力を負担させたり、健全な歯を削ったりする他の治療は、両隣の歯の寿命を短くしてしまうのに対し、インプラントは周りの歯に頼らないため、自分の歯を最も長持ちさせる治療であると言えます。

インプラント

インプラント治療とは

失った歯の根元に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法がインプラントです。人工歯根には生体親和性の高いチタンを使用するため、拒否反応が出るリスクがほとんどありません。顎の骨の厚みが足りない場合は追加の手術が必要なこと、治療に保険を適用できないことはデメリットですが、天然歯に近い機能性・審美性を確保したい場合に最適です。

メリットとデメリット

インプラントのメリット・デメリットは次のとおりです。

メリット デメリット
  • 天然歯とほぼ同じ見た目に仕上がる
  • 入れ歯と比べて噛みやすい
  • 違和感がなく安定しやすい
  • 顎の骨が痩せにくくなる
  • 金属アレルギーのリスクが極めて少ない
  • 両隣の歯の寿命を短くすることがない
デメリット
  • 保険を適用できない
  • 手術が必須なため治療に時間がかかる
  • 骨の状況により治療が難しい場合がある
  • 持病がある場合は治療を受けられない可能性がある
  • 追加の手術が必要な場合がある
インプラントの料金表
インプラント(1歯)
(CT撮影・診断料・上部構造も含める)
418,000円~(税込)

pickupご年配の方に対する院内設備

バリアフリー エレベーター

バリアフリー

バリアフリーにも配慮した設計を行っています。車椅子の患者様や段差を苦手にしている患者様も安心してご来院ください。転倒防止対策なども充実させ、安心できる体制を整えて皆様をお迎えしております。

エレベーター

エレベーター

お体が不自由な方、車椅子の方、ベビーカーでご来院の方などのため、エレベーターを設置致しました。安心してご来院ください。

pickup口腔内3Dスキャナー iTero

当院では最新鋭の口腔内3Dスキャナーを導入し、口腔内の3次元データを採取しています。従来の「型採り」と比べて、より細かく正確なデータの採取が可能です。かぶせ物を作るときやインプラントを作るとき、オルトこども矯正の拡大装置を作るときなどにも活用でき、それぞれの治療の精度を高められます。基本的に保険適用外の治療にのみ使用可能です。

口腔内3Dスキャナー iTero

歯周病治療

歯周病治療

歯周病は生活習慣病のひとつとも言われています。プラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊が溜まり、これが石化して歯石に変化し、歯肉に炎症を引き起こすのが歯周病のはじまりです。最終的には歯槽骨(顎の骨)にまで炎症が広がり、歯槽骨を溶かしてしまいます。歯周病は重症化するまで自覚症状が出にくいため、早期発見・早期治療が重要です。

歯周病治療
歯周病の進行段階と症状

歯周病の進行段階別にみられる症状は次のとおりです。

歯肉炎 歯周病の初期段階で、歯茎に炎症が起きた状態です。歯磨きの際に出血することがありますが、特に痛みなどの目立った症状は見られません。この段階で生活改善や歯磨きの改善、歯石取りなどを行えば、健康な状態を取り戻せる可能性があります。
軽度歯周炎 歯肉炎が進行し、炎症が歯周組織まで広がった状態です。歯茎が腫れる場合がありますが、この段階でも痛みなどの自覚症状はほとんど見られません。歯と歯茎の間にある歯周ポケットが深くなり、歯垢や歯石が溜まりやすくなるという悪循環に陥ります。
中等度歯周炎 歯茎の炎症がさらに進み、歯周ポケットも深くなった状態です。中等度歯周炎にまで進行すると、歯を支えている歯槽骨が破壊されているため、徐々に症状が現れます。歯を触っただけでグラついたり、口臭が強くなったりする場合があります。
重度歯周炎 歯茎の炎症が拡大し、歯槽骨の半分以上が破壊された状態です。歯のグラつきが強くなり、抜け落ちてしまう場合もあるでしょう。また、歯根の露出も目立ちはじめます。歯周ポケットもさらに深くなるため、虫歯につながる確率も上がります。
検査

歯周病の検査は次のように行います。

プロービング検査 プローブという針のような器具を歯周ポケットに挿入し、歯周ポケットの深さを調べる検査です。健康な状態の場合、歯周ポケットの深さは2~3mm程度ですが、重度歯周炎の場合は10mm程度まで深くなります。この深さを知ることで、歯周病の進行段階がわかるのです。
動揺度検査 どの程度のグラつき(動揺)が見られるのかを調べる検査です。歯が前後左右に2mm以上動く、もしくは歯が上下にも動く場合は歯周病が進行している可能性が高くなります。
口腔内写真検査・
レントゲン検査
口腔内のトラブルを把握するための検査です。平面的な写真や目視だけでは歯の表面しか確認できず、内側の状態はわかりません。しかしレントゲンを取り入れることで骨の状態まで確認でき、治療計画を立てやすくなります。
ブラッシング

ブラッシング

初期段階の歯周病であれば、ブラッシング(歯磨き)だけでも改善できる可能性があります。また、ブラッシングが改善されていないと新しい歯石ができてしまい、何度歯石除去をしても歯周病治療が進みません。ブラッシングは歯周病治療の基本と考えましょう。また、歯周病の再発を防ぐためにもブラッシングが重要ですから、自分に合った正しいブラッシング方法をマスターすることも重要です。

ブラッシング

SRP

SRPとは「歯石取り」のことです。細菌の塊である歯石は、歯周病のはじまりとなる歯周炎を引き起こします。歯周病の度合いによって「スケーリング」と「ルートプレーニング」を使い分けて、適切な治療を行うことがポイントです。

スケーリング スケーラーと呼ばれる器具を使って、歯の表面についている歯石やバイオフィルム(細菌の塊)を除去します。ブラッシングを行っていても歯垢を取り切れず、歯石化させる場合があるため、定期的なスケーリングが必要です。
ルートプレーニング 歯石を除去した後に残ったザラザラや、歯周ポケットに溜まった歯石も除去します。細菌に含まれる毒素が生み出すセメント質も取り除けるため、治療後の歯肉の付着を促す効果も見込めます。
歯周外科(フラップ手術)

歯周ポケットが深く、SRPでは改善できない場合、歯周外科(フラップ手術)による改善を試みます。これは歯茎を切開したうえで、歯周ポケットの奥深くに溜まっている歯石や、歯周病菌に感染した組織を除去し、溶けてしまった骨の形を整える治療です。手術時には麻酔を行うため、強い痛みを感じることはなく、大量に出血するリスクもほとんどありません。

ステインクリアと
ホワイトニング

ステインクリアとホワイトニング

加齢や飲食物による着色の影響を受け、人間の歯は20代から黄ばみはじめることが一般的です。神経が死んだ場合などは歯の内側から変色が起こることもあり、日常的な歯磨きやごく一般的な歯科治療だけで歯を白くすることはできません。そこで歯を白くするために有効になるのがステインクリアとホワイトニングです。

当院では、歯の表層の色素沈着を除去するステインクリアとホームホワイトニング・オフィスホワイトニング・デュアルホワイトニングのほか、歯の内側から白くするインターナルブリーチも実施しています。歯の色にコンプレックスを抱えている方はもちろん、結婚式・成人式などを間近に控えた方にも、当院のホワイトニングがおすすめです。

ステインクリアとホワイトニング

ステインクリア

歯の表面に付着した色素を除去します。歯そのものの色調は変わりません。
パウダークリーニングとペーストを用いた機械的歯面クリーニングにより、頑固な茶色いステインを浮かして除去し、歯をツルツルにします。

担当 歯科衛生士
対象 歯の表面にステインが強く付着している方
内容 口腔内写真撮影 ・ パウダークリーニング ・ 機械的歯面クリーニング
料金 12,000円~(1回)(税込)
通院回数 1~2回
ホームホワイトニング

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングとは自宅で行うホワイトニングのことです。後述するオフィスホワイトニングと比べて薬剤が弱く、治療に時間がかかりますが、長期間にわたってホワイトニング効果を持続するなどのメリットがあります。また、通院の必要がないことや、費用を抑えやすいこともホームホワイトニングの魅力です。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングの流れ

ホームホワイトニングの流れをステップに分けてご紹介します。

Step 01カウンセリング
カウンセリングホームホワイトニングの特徴を解説し、患者様からご不安な点やご希望をうかがいます。
Step 02クリーニング
クリーニング歯の状態や色を確認して、表面の汚れや歯垢・歯石をクリーニングで除去し、薬剤が効果を発揮するよう準備します。
Step 03ホワイトニング開始
ホワイトニング開始ホワイトニングはご自宅で行います。マウスピースに薬剤を入れて2時間程度着用すると、数日で効果が現れはじめます。
Step 04治療完了
治療完了10日程で治療が完了します。その後もメンテナンスを適切に行い、歯の白さを維持しましょう。
メリット デメリット 注意点
  • 自分のペースで治療できる
  • 通院の手間がかからない
  • 白さが長続きしやすい
  • コストを抑えやすい
デメリット
  • 自分で施術するため手間がかかる
  • 治療効果が出るまでに時間がかかる
注意点
  • 薬剤がしみた場合は歯科医師への相談が必要
  • マウスピースを正しく取り扱う必要がある
担当 歯科衛生士
対象 歯そのものの色が変色している方
お家で気軽にホワイトニングをしたい方
内容 口腔内写真撮影 ・ ホワイトニング剤使用法指導
料金 33,000円~(税込)
通院回数 2回
オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院において専門家が施術する形式のホワイトニングです。治療をプロに任せられるため安心しやすいことや、ホームホワイトニングよりも強力な薬剤を使うため効果が出やすいことがメリットです。一方で薬剤がしみやすいこと、色の後戻りが早いことなどは欠点といえます。特に施術直後は再着色しやすいため要注意です。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングの流れ

オフィスホワイトニングの流れは以下のとおりです。

Step 01カウンセリング
カウンセリング
オフィスホワイトニングの特徴や治療法を説明し、患者様の不安やご希望をうかがいます。
Step 02クリーニング
クリーニングホワイトニング可能な状態か確認しながら、薬剤が効果を発揮しやすいように歯垢・歯石などをクリーニングして除去します。
Step 03歯肉の保護
歯肉の保護オフィスホワイトニングには強い薬剤を使うため、歯茎や唇に薬剤が付かないよう保護します。
Step 04ホワイトニング開始
ホワイトニング開始ホワイトニング剤を歯に塗布し、約10分間×3回の光照射を行います。
Step 05ホワイトニング完了
ホワイトニング完了事前に測っていた歯の色と比較してホワイトニング効果を確認し、オフィスホワイトニングは完了です。
メリット デメリット 注意点
  • 施術をプロに任せられるため安心できる
  • 効果が現れるまでの時間が早い
デメリット
  • ホームホワイトニングよりも薬剤がしみやすい
  • 色の後戻りが起こる場合がある
注意点
  • 施術直後は再着色しやすい
担当 歯科衛生士
対象 歯そのものの色が変色している方
結婚式などのイベントを控えている方
内容 口腔内写真撮影・オフィスホワイトニング
料金 44,000円~(税込)
通院回数 1回
オフィス+ホームで行う
デュアルホワイトニング

オフィス+ホームで行うデュアルホワイトニング

当院ではオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する「デュアルホワイトニング」も実施中です。即効性のあるオフィスホワイトニングと、持続性のあるホームホワイトニングの良さを両取りできる治療法としておすすめできます。

先にオフィスホワイトニングを行って漂白し、ホームホワイトニングでその白さを維持するのが基本的な流れです。それぞれの施術を組み合わせて行うことで、強いホワイトニング効果が期待できます。

オフィス+ホームで行うデュアルホワイトニング

担当 歯科衛生士
対象 歯そのものの色が変色している方
しっかりと確実に変化を実感したい方
内容 口腔内写真撮影・オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング
料金 77,000円~(税込)
通院回数 2~3回
インターナルブリーチ

神経が死んだ歯は内側から変色を起こし、通常のオフィスホワイトニングやホームホワイトニングでは漂白できません。その場合に効果的なのがインターナルブリーチです。神経が死んだ歯の根幹治療を行い、その際に開いた穴に薬剤を投入封入することでホワイトニング効果を発揮します。

薬剤は1~2週間で交換を行い、通常であれば3回程度の交換でホワイトニングが完了します。大きな改善を見込めること、歯をほとんど削らずにホワイトニングができることから、コストパフォーマンスの高い治療としておすすめです。

担当 歯科医師
対象 神経が死んでしまったことで変色を起こした歯
内容 根の治療  保険適用
インターナルブリーチ 1本あたり8,800円(税込)
通院回数 根の治療 1~2回
インターナルブリーチ  2~4回程度
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